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HDR-SR1 vs HDR-UX1(HDD対DVD)ハイビジョン録画第2章

ソニーから
AVCHD規格採用の
ハイビジョンハンディカムが
いきなり2種類、発表されました!

HDR-SR1(ハイビジョン映像の録画はHDDに)

HDR-UX1(ハイビジョン映像の録画はDVDに)




これで、
HDR-HC1 、HC3と2代に渡った
DV テープにハイビジョン録画(HDV規格)の時代は、
いきなり幕が引かれたような気分です。


我が家では、
HC7なんて品番の縦型軽量タイプを実は期待していたのですが、
もう今後の登場の望みは薄いでしょう・・・

さてソニーファンの我が家でも、
HDR-SR1 かHDR-UX1、
どちらかは購入すると思います(希望的観測)。

いよいよ、
ハイビジョン録画したコンテンツに
ランダムアクセスが可能になる
第2章がスタートです。

そしていきなり迷ってしまうところが、
「はたしてどちらを購入したらいいの?」
というところです。



まずは主要な相違点を一通り見ていきましょう。

我が家では、
ハンディカムのサイズや重量は
とても大切なポイントです。

その点では、
HDR-SR1 とHDR-UX1、
どちらも正直なところ、少しがっかりしています。

HDハンディカムの重量比較

モデル      本体重量   撮影重量(付属バッテリ)
HDR-HC1     680g      780g
HDR-HC3     500g      560g
HDR-SR1      640g     720g
HDR-UX1      660g     740g

さすがに1年前のHDR-HC1よりは
重量、サイズともに軽量コンパクト化されています。

しかしHDR-HC3にはかないません。
HDR-HC3並み、500gにおさめてほしかったなあ、
というのが正直な感想です。

それでもたぶん購入してしまいそうですが・・・、
やっぱりソニーならではの軽量小型化の期待がある我が家です。
今回のややオーバーなサイズや重量は、
1番残念なところなのでした。

サイズにこだわると、
メモリーステックを記録媒体にした
ハンディカムを待つしかないのかなあ?


さて、本題に戻ります。
HDR-SR1 とHDR-UX1、
録画できる最高画質に違いがありました。

HDR-SR1 ハイビジョン画質 XP  約15Mbps
HDR-UX1 ハイビジョン画質 HQ+ 約12Mbps

同じハイビジョンでも、
録画容量にゆとりがあるHDDタイプのSR1は、
XP というモードが用意されています。
このモードで30GBのHDDに
約4時間のハイビジョン録画が可能です。

TV番組ならともかく、
愛娘の記録をせっかくハイビジョン録画するのなら、
やっぱり最高画質で録画したいと考えます。
そうすると、ここはSR1に+ポイント1です。


HDMI端子は両者とも備えています。
先日策定されたHDMIのバージョン1.3に準拠した、
ミニHDMIプラグを採用してくるのかなあ、
との期待がありましたが、
HC3と同じく、従来のHDMI端子形状です。

ちなみに、HC3で少し気になっていた
端子カバーは、
今回は改善されていそうです。

「HDR-HC3 気になるところ」↓
http://blog.so-net.ne.jp/sonyandvaiofan/114

端子カバーの開閉つまみ、が用意されていますね。





我が家では、
リビングにある薄型TVとハンディカムを
コードで接続して視聴するのは、
以前から好みません。

メディア、又はHDDレコーダーやVAIOに保存しておき、
ハンディカムを接続したりしなくても、
気軽に視聴できる環境が希望です。

ここで問題になってくるのが、
AVCHD規格のディスクの再生互換性です。
我が家には現在、PSXがありますが、
AVCHD規格のディスク再生はできません。

注:
ハンディカムとTVをコードで接続して視聴する環境なら、
もちろんプレーヤーの購入は必要ありません。


そうなると、これから発売される
AVCHD規格が再生できるプレーヤーが必要になりそうです。
再生できる(できそうな)プレーヤーといえば、
こんなところでしょうか?

*11月に発売のPS3
*次期ハイビジョンスゴ録
 (RDZ-D60Vは対応していません)
  http://blog.so-net.ne.jp/sonyandvaiofan/166


ここで、PS3が急浮上してきます。


正直なところ、PS3の値段は高いなあ、と感じていましたが、
AVCHD規格の再生プレーヤーとしても使えるのなら、
まあいいかなあ、という気分になってきます。



仮にPS3と薄型TVをつなげて再生するのなら、
ここでも選択肢はHDR-SR1になってきます。

どうしてHDDのHDR-SR1が?
と疑問に思う方もいるでしょう。

HDR-SR1は、DVDを焼けるパソコンがあれば、
普通の12cmのDVDディスクに、
HDDの録画内容をコピーすることができるのです。



*ハイビジョン画質で焼いたDVDはPS3で再生
*SD画質に落として焼いたDVDは実家の両親に
と、2刀流で活躍させることが可能です。

ここでも、HDR-SR1が+1ポイントになりました。





ところで、
AVCHD規格が再生できるプレーヤーとして、
我が家のリビングのVAIO、
VGX-XL70Sはどうなのだろう、と考えました。

UX1/SR1の付属ソフトウェア
「Picture Motion Browser」の動作環境は
なかなかハードルが高いのです。
(以下抜粋)

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VGX-XL70Sなら
最低限のスペックは満たすのですが・・・

注記(赤部分)が、なんとなく気になります。
以前のカクカク再生の悪夢が・・・
「HDR-HC3 DVDにハイビジョン保存」
http://blog.so-net.ne.jp/sonyandvaiofan/2006-04-02-1

5.1チャンネルでの再生ができないところも
少し物足りなく感じます。

いずれにしても購入後、
VGX-XL70Sでの再生は
もちろん試してみる予定です。


さてさて、我が家での現時点での結論です。

HDR-SR1を購入、
最高画質のXP 約15Mbpsで録画、
DVDにハイビジョン画質で保存してPS3で再生、
こんなことを想像して、
わくわくしています。

さあ、
HDR-SR1 と HDR-UX1、
あなたなら、どちらを選びますか?

詳しい製品情報や販売価格はソニースタイルで↓
(我が家でも、さっそくエントリーはすませています)

Sony Styleロゴ_468_60

本文章は、現時点でのメーカーカタログやWEB記載をもとに作成しています。
最新情報、疑問点、不明点などは、
必ずメーカーに直接ご確認くださいね。


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コメント 3

HDV館長

はじめまして^^
最近、よく拝見させてもらっています。

早速ですが、1つ、この話題に補足をいれさせてください。
私も、今回のAVCHD規格を心待ちにしていた1人でして。

理由として5.1サラウンド&200万画素記録が可能になる規格なので期待も高いです。

ところが、ビットレートが約15Mbpsなんですよね・・・。
この点、HDV規格は、BS放送よりも高いビットレートの25Mbpsなので、動きの早い被写体に有利になっています。(運動会やペットの撮影や海などの自然風景)つまり、ブロックノイズが発生しにくいわけです。
どんなに画素数が高くても、ブロックノイズが出ると絵が潰れるので重要な部分です。

ちなみに・・・DVDハンディカムとDVハンディカム(ミニDVテープ使用)の画質も、テープに軍配が上がります。(DV規格も25Mbpsです。)
ですから、テープから最高画質でDVDに移しても、映像がモワッっとしてしまう。

以上の点で、テープがまだ上なので、まだ、テープはがんばっています。

ただ、もしも8cmBDが出るとするならば、テープが無くなる日も来るかもしれませんね。
by HDV館長 (2006-07-20 18:27) 

KoZ

私ならSR1
撮影時間とランニングコストを考慮すると、どうしてもね。
8cm DVD-Rが100円ショップで入手できるようになれば、また別でしょうが。

気になったのは、SR1の連続記録時間がどうなっているか? です。
HDDタイプの場合、FAT32でフォーマットされていると1録画で数時間まで…とかいう制限が、HDD&DVDレコーダとかでもよくありますよね。SR1の場合は、どうなんでしょう?


HDV館長さん
>ところが、ビットレートが約15Mbpsなんですよね・・・。
HDVとAVCHDでは圧縮率やら違いますから、一概にビットレート比較はできないんじゃないでしょうか?
例えば、mpeg2とWMVでは、一般的にはWMVのほうがビットレートは低いですが、WMVのほうが動きの速い被写体に不利…ということは無いですよね。
by KoZ (2006-07-21 08:58) 

HDV館長

kozさんこんばんは。
圧縮率についてですが、AVCHDは、HDVの2倍の圧縮率になります。
データーの転送&処理が、やりやすい(容量が少ない)反面、高圧縮にすればするほど、圧縮ノイズの発生率が高くなります。(特に、早く動くものに)
圧縮ノイズをエンジン側で極度に減らそうとすると、次は、シャープ感が落ちてきます。

ちなみに、プロ機のSONYハイビジョンカメラは、400Mbps以上の性能を持っているので、HDVカメラよりも動きに強いカメラになっています。(値段が値段ですから)しかし、BS放送で配信する場合、23Mbps程度に落として送られてくるので、スポーツ番組(オリンピックなど)などで、ブロックノイズ(圧縮ノイズ)が発生します。
by HDV館長 (2006-07-21 19:23) 

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