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フリースタイル AQUOSって、なんだか似ている。。。

シャープのAQUOSから
置き場所を自在に変えて視聴スタイルを広げるが
キャッチフレーズのフリースタイル AQUOSが登場しました。

img_feature09_5.jpg


画面が表示されている薄型テレビを、
モデルさんが小脇にかかえて次々に登場!
と、なんとも印象的な発表会でした。



このフリースタイル AQUOS、
どうしてこの製品がソニーではないのだろう?
とついつい感じてしまったのは、我が家だけでしょうか?

とにかくソニーファンなら、いろいろなところで、
「あれ、これ見たことある、触ったことあるような。。。」
と感じるところが満載の製品なのです。

でも、BRAVIAでなくAQUOSなのです。
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ディスプレイ部とチューナー部がワイヤレスで接続できるので、
今までのようにアンテナコンセントの近くではなくても、
電源さえあればディスプレイ部を好きな場所に設置できる。

img_feature09_3.jpg


このコンセプト、ほんの2-3年前、3Dが売りになる前に
ソニーの上位機種がアピールしていました。

これはBRAVIAのZX5
bravia005-14613.jpg

BRAVIAのZXは魅力的なモデルだったのですが、
最上級モデルでもあり、お値段も高額、
そのため販売面ではだいぶ苦戦していたようです。


y_KDL-52ZX5_003.jpg


シャープは上手だなあ、と今回に思うところは、
スタンドだけでなく壁掛け金具も同梱している点です。

従来の壁掛け用の金具はなんだか大げさで、
その金額も3万円前後からでした。
(これはBRAVIAの壁掛け対応金具↓)

SU-WL700.jpg

シャープでは上下左右の取り付け金具の構造や形状を見直し、
二つの薄いパーツの金具だけに変更しました。

壁掛けしたテレビの壁からの厚みも
4cm(40V型、32V型)に抑えられています。

img_feature09_6.jpg


日本の家庭で圧倒的に多い白壁にマッチするように、
壁を配線する電源コードも白色に変更されました。


「壁掛け」というと従来はあくまでオプション扱い、
精神的にもいろいろなハードルがあり、
金額面でも余分にかかってしまいました。

それがシャープの新AQUOSでは、
その軸足を「壁掛け」に置いています。

壁掛け金具の出費も不要です。
様々な工夫が、「壁掛け」はもうあたりまえ、
というイメージを高めています。

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リモコンもなんだか気になります。
これはシャープの新リモコン。

手になじむ卵型の形状と、キー数をよく使う最低限に抑えた
新感覚のシンプルなリモコンという売り込みです。

img_feature11_6.jpg


我が家では、懐かしのWEGAやクオリアに
付属していたリモコンを思い出しました。

i_c04.jpg

4色のカラーボタンが表面にないくらいで、
主要なボタン類や、そのサイズ感はよく似ています。

チャンネルの数字キー(1~12)を
リモコン上から全て省いてしまい、
テレビ側のGUIからジョイステックで選択という
斬新なコンセプトでしたね。

高級感ある材質感や軽快な操作感も、
時がたった今から振り返っても最高でした。
(コストダウンより品質が重視された最後の頃かも?)

ヤフオクでこの中古美品が出品されていたりすると、
ついつい落札したくなってしまいます。

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AQUOSの新GUIにも触れておきましょう。

画面を見ながら簡単に視聴したいメニューを選ぶことができる
「マイサークル」を新AQUOSでは採用です。
(これはAQUOS↓)
img_feature04_5.jpg


これ、PS3用のレコーダーキット、
Torneのそれと同じような印象です。
(これはTorne↓)
DSC08429-3d49c.jpg


AQUOSの使いやすそうな「ぐるぐる選局」。
(これはAQUOS↓)
img_feature11_5.jpg


これもTorneでオプションボタンを押したときに
表示される画面となんだかよく似ています。
(これはTorne↓)
DSC08448-5b7bf.jpg

どちらも左側に縮小されたTV画面、右側に選択肢という構成です。

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その他にも新AQUOSで目についた点として、

最近のトレンド、スマートテレビのイメージを高めるためか、
その他のGUIも工夫されています。
これなどまるでスマートフォンが大きくなったようですね。
img_feature01_28_2.jpg


時計やカレンダーが表示できたり
img_feature04_6.jpg


ケータイ電話の着信をお知らせできたり
img_feature01_30.jpg

と盛りだくさん、細かな配慮も見られます。


昨年からのトレンドだった3D機能を
このシリーズではばっさりと落している思いきりも
実はとてもすごいところかも?

これ、良くも悪くも、ソニーにはできないでしょう。。。

もっともこのAQUOSでは無線という仕様上、
おそらく3D用の情報はそもそも
多すぎて伝送できないのかな。。。

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さてさて、この秋から発売されるフリースタイル AQUOS、
まるで従来からのソニー製品のいいとこどり!?
とでもいいたくなるくらい、なんだか魅力的なのです。

我が家的には、やっぱりソニーから出してほしかったような、
機能、スペック、デザイン性などが揃ったテレビなのです。

60インチで実売38万円以下でのスタートと、
価格面での競争力もしっかり備えています。

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1.jpg


いつも思うのですが、、、
ソニーって世間より数歩早すぎる気がします。

とてもいいコンセプトを誰よりも先取りして市場に投入するのですが、
微妙に熟成されていなかったり、お値段が高すぎたりして、
いつの間にかその姿を消してしまう製品が多すぎるような。。。

もう少し歩みを緩めても最初からしっかり煮詰めた商品にすれば、
購入層の裾野はまだまだ広がるのになあ、、、
と感じるときも少なくない我が家です。

さてさて、この秋のソニーの新BRAVIAは
どんなラインアップが並ぶのでしょうか?
(3チャンネル同時録画のBRAVIAが中心かな?)

頑張れ、ソニー!!!


参考ページ:
http://www.sharp.co.jp/corporate/news/110825-a.html
http://www.sharp.co.jp/blog/201108/25/
http://www.sharp.co.jp/aquos/lineup/f5/index.html

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コメント 4

白吉

ZXシリーズ生産完了と同じ頃に、テレビ部門も縮小された感じですね。今後に期待しましょう。
by 白吉 (2011-08-27 19:22) 

taiseiko

私もこれは何だか見たことあるなぁと思っていました。
それ故?シャープさんはデザインも良くなってきましたね。
by taiseiko (2011-08-27 20:31) 

sonyandvaiofan

>白吉さん、

情報ありがとうございます!

BRAVIAには、ソニーにしかできない
特別な何かを期待したいですよね。

コメント、ありがとうございました!
by sonyandvaiofan (2011-08-28 08:46) 

sonyandvaiofan

>taiseiko さん、

AQUOSデザインは良くも悪くも癖があるなあと思っていましたが、
今回のシリーズは端正なスクエア基調でいいですよね。

60インチなどは、海外などでは上位機種で主流になりつつある
シルバーカラーが用意されていて、正直なところ惹かれます。
これが昨年末に出ていたら、55HX80Rと大いに迷ってしまったかも?

コメント、ありがとうございました!

by sonyandvaiofan (2011-08-28 08:52) 

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