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レビュー [Surface PRO] VS [VAIO TAP11, DUO11, DUO13, FIT13A] WindowsタブレットPC 

Windows8.1が登場したこともあり、
Windows のタブレットPCを購入しました。

数か月前にPC選びで失敗してちょっと残念な思いをしているため、
今回は細かいところまでリサーチして、しっかり比較検討してみました。
(とはいえ最後は結局のところ、お値段が決め手になりました。。。)

というわけで、今回は購入にいたるまでの検討の流れと、
購入したタブレットPCのレビュー/感想です。

DSC01260m.jpg


2013年10月時点では、候補は5機種でした。

* VAIO TAP11
* VAIO DUO11
* VAIO DUO13
* VAIO FIT13A
* Surface PRO

現在の我が家では、iPhone、iPod、iPad mini を使っています。
それにWindows が VAIO tap20 と VAIO Fit F 15 という構成です。

実はVAIO Fit F 15 、数か月前に購入したばかりでしたが、
液晶画面の表示性能がどうにも許容範囲を下回っていて
家族から目が疲れる、これじゃダメ、なんでこれにしたの、と不満続出。。。。
というわけで、VAIO Fit F 15のリプレースメント探しが今回です。

DSC01262m.jpg


我が家が今回のタブレットPCに求める条件はこんなところです。

*ノートとタブレットの両方になるタイプ
*Windowsアプリが動作する
*なるべく薄め、最大2cmまで
*なるべく軽め、最大1.35Kgまで
*IPSの広視野角液晶 フルHD(1920x1080)以上
*キーボードで普通にタイプして作業できる これ重要!
*画面サイズは10.6~13.3くらい(広いほどベター)
*なるべくスタイリッシュなデザイン VAIO or VAIO同等レベル



ちなみに今回の購入候補は、『タブレットにもなるWindowsPC』の中から選択しています。
アンドロイドやアップルのタブレットならもっと軽くて薄いのですが、
それらはWindowsが動きませんし、キーボードの使い勝手もワンランク劣ります。

新しいGoogle Fire HD などは高精細なのにリーズナブルな価格ですし
実のところ物欲がもくもくとわいてくるのですが、、、

そこまで広範囲に購入対象にしてしまうと、いったい何のために購入するのか、
使用用途に沿った購入目的までがなんだかずれてきてしまうため、
あえて今回は『タブレットにもなるWindowsPC』に候補を絞っています。


これ、正直なところだいぶ悩みました。

昨日はVAIO TAP11に心決めていたのに
今朝にはSurface PROの値下げが気になってしかたなく
夜には銀座のソニーへVAIO FIT13Aを見に、な~んて感じです。




さてさて、比較するにあたってですが、
ソニーストアの「モバイルVAIO特集ページ」を参考にさせていただき、
前から興味があったSurface PROも追加したのが以下です。


重量の比較(クリックで拡大します)
vaio01R.jpg

我が家では、タブレットとしてだけでなく
普通に使えるノートPCが必要です。

そのため重量比較では、本体だけでなく
キーボードの重量も加えて比較しました。

VAIO TAP11 は本体重量だけ見ると800gを切り圧倒的に軽いです。
しかし同梱のワイヤレスキーボードを加えると1.1Kgです。
これは Surface PRO+キーボード の重量と、さほど変わらない重量です。

Surface PRO 2 が9月に海外で発表されていますが、
初代のSurface PROでもいくつかの新しいオプションが利用可能です。

たとえば新しいカバーキーボード2や、タッチキーボード2は、
従来よりもさらに薄く軽くなっています。
それらを利用する、というのは悪くないアイディアかもしれません。

また、Surface PRO 2がそのうち日本発売開始になれば
初代のキーボードカバーやタッチキーボードの在庫処分が始まり、
それらの大幅な価格下落が予想できます。

そのあたりを考えると、Surface PRO っていいかも、なんて思ってきます。

VAIOの場合、タブレットタイプのTAP11も含めてすべてキーボードが同梱です。
キーボードのサイズやカラーやタイプを変更するというオプションはありません。


厚み&フットプリントの比較(クリックで拡大します)
vaio02R.jpg

厚みもVAIO TAP11が、本体1cmを切る9.9mmと圧倒的に薄いです。
磁石で固定できるワイヤレスキーボードは4.4mmです。
トータルで考えてみると、VAIO TAP11は14.1mmです。

残りのVAIO、DuoやFitAは、17.8~19.5mmとウルトラブックの平均程度です。

Surface PRO の場合は、このくらいです。
Touch cover タイプが3mm 計17mm
Type cover タイプが6mm 計20mm

Surface PRO2用となるTouch cover 2 や Type cover2 は
正確な数値が見つからなかったため割愛しますが、薄く軽くなることは間違いありません。
VAIO TAP11の薄さは無理ですが、普通のウルトラブック並にはおさまります。
我が家的には、なんとか許容範囲です。

フットプリントは液晶画面のサイズに比例して、Surface PROが小さいです。
ノートブックで操作の快適性を求めると、14~15インチは欲しくなりますが、
それは携帯性とのトレードオフになりますし、悩ましいですね。

Surface PROの10.6インチワイド~ VAIOの13.3インチワイドまでが、
我が家的には操作性と携帯性をバランスよく両立させてくれるレンジです。
(いずれも1920x1080のフルHD以上です)


バッテリー駆動時間の比較(クリックで拡大します)
vaio03R.jpg

我が家はそこまで必要ないのですが、VAIO Duo 13の18.5時間はすごいですね~

いっぽうSurface PROの大きな弱点が、バッテリーの持続時間です。
WEBの情報によると、Surface PRO2では8時間弱くらいまで伸びるようです。

また、Surface PROを検討している方には嬉しい情報ですが、
新オプションとして『パワーカバー』というバッテリー内蔵キーボードが登場します。

普通のノートPCと同等にタイピングができる6mmのカバーに、
起動時間を2.5倍にするバッテリーが内蔵されています。
Surface PRO2用ですが、初代のSurface PROでも使えます。

正確な動作時間をWEBで見つけられなかったのですが、
2.5倍伸びるという話に合わせて計算すると、初代のSurface PROでも11時間に達します。
『パワーカバー』をつければ、十分に許容範囲になりそうです。


価格の比較 (だいたいのイメージです)

安 Surface PRO
  VAIO DUO11
  VAIO FIT13A
  VAIO TAP11
高 VAIO DUO13

Surface PROは人気がないのか、お得なプライスタグがついています。
2013年6月に99800円で発売開始して、9月には1万円値下げの89800円に。
そして10月の執筆現在、実勢価格はそれよりさらに2万円程度安いです。

Surface PRO 価格コム最新安値情報
Surface PRO 楽天最新安値情報

VAIOはそれに比べると、どうしても割高感があります。
予算の制限がなければ、VAIO TAP11で決まりでした。
が、我が家にはだいぶ厳しい制限があるのです。

ソニーストアでVAIO TAP11のCTOは10万円台からですが、
メモリーが2MBでCPUがPentiumなどのローエンド構成にすると、
後になって深く後悔するのが目に見えていますし。。。
いろいろ追加していくと、新発売当初はどうしても割高になってしまいます。


tap11.jpg


それからVAIOの全般にいえることですが、なぜか今月末~発売の
2013秋冬モデルのほとんどがWindows 8です。8.1ではありません。
Duo 13の最新型だけが8.1、残りは何かと面倒なアップデートが必要です。

もしもVAIOがソフト的にトラブってリカバリしたりすると、
8.0に戻ってしまってそこからまた全てやりなおし~ 
なんてことになるのは将来的に避けたいところです。

顧客視点で見れば、「スタートボタンがある最新版の8.1」が
どこをどう考えても望ましいのですが、、、
生産や納期などの大人の事情でしょうか?

期待のTAP11のOSを『8』のまま出してしまうところに、
今のソニーの焦りや危機感を感じてしまいます。

我が家的には欲しい度ナンバーワンのTAP11ですし、
ソニーには大切に売ってほしいなあ、と思わずにはいられません。

ちょっと脱線してしまいましたが、そんなこんなで
VAIO TAP11は残念ながらあきらめました。


pict04_l.jpg


2013秋にVAIOラインアップからなくなったDuo11、
デザイン、質感、サイズ、仕様等、とても魅力的でした。
実はこれ、発表当時の1年前からずっと欲しかったのです。

カーソルを操作するのがタッチパッドでなく、オプティカル・トラックパッドなのが
我が家的には最後まで引っかかっていました。

それが、ポチッとまで行かなかった理由なのかな?とも思っています。

pict04_13.jpg


DUO13 と FIT13A も、デザイン的にはとても魅力です。

DUO13も有力候補だったのですが、
数か月してTap 13なんてのが登場してきたら、
やっぱりショックだしなあ、な~んて考え始めると、決めきれなくなりました。


FIT13A の場合、新しい折りたたみ機能を採用していますが、
このあたりの使いかってや信頼性がちょっと不安だったりもします。
「まだ試してもいないのに推測で勝手なことを書いてごめんなさい」

ただ長年のVAIOファンとしての経験からすると、新モデルの新機能となると、
やっぱり何かあるかもなあ、くらいに考えておいたほうがセーフなのです。

pict04_13a.jpg


我が家的にとても気になり候補に加えたSurface全般の感想ですが、
普通のWindows アプリが動かないというSurfaceRTの仕様の失敗イメージが、
Surface PROにまでも悪影響を与えているのかな、と感じます。
まあおかげで、だいぶ割安感のある価格になっているのですが。。。


そう、我が家が購入したのは、Surface PRO です。

これ、ソニーのVAIOといっても違和感がないくらい、
よくできたデザインだと感じています。

たとえばマグネシウム合金の本体のサイドを、
排熱?のスリットがぐるっと一周するあたりなど、
デザイン性も質感もとても高いです。

DSC01267m.jpg


ACアダプタコードをマグネットでつけるのですが、
なんだかAppleやハイエンドVAIO並の質感をもっています。

DSC01264m.jpg


付属のペンも、ここにマグネットでつけられる工夫など、
ちょっとした気が効いているところも、
AppleやハイエンドVAIOみたいな感じなのです。

DSC01263m.jpg


デスクトップ用のVAIOタブレット、Tap20と並べてみると
そのデザインテイストがもうほぼ同じだと感じます。

DSC01268m.jpg


デザイン上のわずかな違いと言えば、
Tap20の左上には「SONY」マークが輝いています。

DSC01269m.jpg


Surface PRO はすっきり、何もありません。
ちなみにSurface PRO には背面にも液晶面にもサイドにも、
余分なステッカー類などがないのも好印象です。
(いまだにVAIOはCPUやWindowsステッカーが張られて届きます。。。)

DSC01270m.jpg


というわけで駆け足でご紹介してきたSurface PRO、
まだ1週間の利用ですが、非常に満足度は高いです。

*液晶画面はキレイで高精細
*タッチ操作のレスポンスも良好
*全般的にサクサク動きます
*デザイン性も質感も高い
*ACアダプタなど付属品のデザインも良好(VAIOハイエンド並)
*Windows 8.1へのアップグレードも問題なし

Surface PROのキーボードはもうしばらくは手持ちのお古を使って、
新製品の日本導入を待って、どれにするか決める予定です。


DSC01261m.jpg


マイクロソフトが言うように、
『タブレットにもなるPC』を探している方々、
それも高品質なのにリーズナブルな価格なら、
Surface PRO は最適なチョイスのひとつです。

Surface PRO 価格コム最新安値情報
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我が家的には、久しぶりに大満足の買い物でした[るんるん]


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