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BDZ-X90 おき楽リモコンでKDL-46X5000とブラビアリンク 

Sony Card(ソニーファイナンス)

BDZ-X90とKDL-46X5000のレビュー、
今回はおき楽リモコンを利用した
BRAVIAリンク(HDMIコントロール)をご紹介していきましょう。

HDMIコントロールに対応した機器を
HDMIケーブルで接続して、
1つのリモコンで便利に操作する機能です。

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まずはHDMIコントロールを
有効にする方法から。

カタログでは
ケーブルで繋ぐだけなのですが・・・

これが試してみたら、
正直なところ少し面倒でした。


まずはBRAVIA側

HDMIコントロールをオンにします。

HDMI関連の電源連動も
ついでにONにします。

BRAVIAの電源を切るとレコーダーの
電源も合わせて切ってくれるのでしょう。

HDMIコントロール機器一覧には、
HDD/BD として認識されています。


次にレコーダー側です。


こちらもHDMIコントロールをONにします。

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余談ですが、
BVRAVIAとX90のXMB、
どちらも青基調の背景のため、
ぱっと見では区別がつきません。

画面の右下に、「BD」とあれば
BDZ-X90のXMB画面です。

画面の右下に、「テレビ」とあれば
KDL-46X5000のXMB画面です。

任意の写真(画像)を背景にできたり、
せめて背景色を変更できれば
もっとわかりやすいのになあ、
と以前から感じています。
(PS3はその点、自由度がとても高くて便利ですね)

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さて、X90側の設定に戻りましょう。

これを「入り」にします。

これでHDMIコントロールでの
操作OKになるのかなあ、
と期待したのですが・・・

もう1つ作業が必要でした。

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リモコンの登録が必要なのです。

「戻る」ボタンと「録画機器」(カバーの下)を
同時に押し続けて、しばらく待ちます。

すると「録画機器」ボタンが
点滅を始めます。

ここでBRAVIAのそばで
チャンネルキーの「1」を押します。

録画機器」ボタンが2回点滅して
消灯すれば、登録完了です。

このリモコンの登録作業は、
マニュアル、というか同梱の冊子を
読まなくては絶対にわかりません。


この同梱冊子の記載ですが、
正直なところあまり易しくありません。

複数機器について
1つにまとめて記載しています。
X90だけ登録したい我が家の場合には、
ややわかりにくい記載なのです。

たとえばこんな感じです。

X90だけの我が家では、
この部分が余分なのです。

このマニュアルですが、
登録する機器別にページを分けて記載したほうが、
ページ数が増えて重複する部分があっても
結果としてはわかりやすいのでは?
と疑問に思ってしまう我が家です。

もう少しわがままを言ってしまうと、
たとえばマニュアルなしでも、
TV画面上のウイザードなどで
順番に教えてくれたりしたら
嬉しいのですが・・・

というか、
*HDMI接続すればディフォルトでON
*「HDMIコントロールを利用しますか?」の「はい」「いいえ」で決定
くらいに簡単にならないのかなあ?

と正直なところ思ってしまった我が家です。

HDMIコントロール自体は
操作全般を簡単にしてくれる便利な機能なのですが・・・

そこにたどり着く前、
HDMIコントロールを有効にするための
ハードルが少し高めなのでした。

というわけで、
ブラビアリンクをご利用される場合は、
同梱冊子を必ず参照しながらの初期設定をお奨めします。

もっともこれは1度だけ、
あとは快適な操作が待っています。

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さて次に、実際のHDMIコントロールについて
見ていきましょう。

HDMIコントロールというと、
カタログやWEBでは
このあたりのボタンだけが強調されています。

HDMIコントロールできるボタンは
そう多くはないのかなあ、
と思っていたのですが、
そんなことはありません!


実は、このおき楽リモコンで、
ブルーレイレコーダー側の
これらのボタン、全てが操作できるのです。
(試していませんが、他のボタンも操作できるかもしれません)


KDL-46X5000のおき楽リモコンと、
BDZ-X90の付属リモコン、
並べて比較してみると、
以下のボタンの形状や配置が同一なのが
よくわかります。

*上下左右ボタン、
*真ん中の決定ボタン、
*ホーム、
*オプション、
*画面表示、
*戻る、
*番組表、


その理由が、
このHDMIコントロールでの
操作感を統一することだったのですね。

X90側の上記操作ができるということは、
もうほとんど全ての操作ができるのと
同等なのです。

加えて、
HDMIコントロールができるようになる前、
BDZ-X90の付属リモコン上では、
あまり存在価値を感じなかった
この「見る」「予約する」ボタンですが・・・

関連記事:
http://blog.so-net.ne.jp/sonyandvaiofan/486
BDZ-X90 リモコンを詳しくチェック!RDZ-D700付属品と徹底比較

おき楽リモコンからHDMIコントロール
するときにはもう大活躍です。
この2つのボタン、超便利なのです。

なにしろ、「見る」を押すだけで、
*TVの電源ON
*レコーダーの電源ON
*TVの表示画面をレコーダーに
*レコーダーのビデオ欄を表示

と、4つのボタンを押していた操作を
わずか1ボタンで行ってくれます。

「予約する」を押せば、
*TVの電源ON
*レコーダーの電源ON
*TVの表示画面をレコーダーに
*レコーダーの録画予約欄を表示

と、これもまた、
4つのボタンを押していた操作を
わずか1ボタンで行ってくれます。

これらの操作ですが、
学習リモコンを愛用している我が家では、
「別に面倒がらずに順番にボタンを押せば同じでは」
と以前は考えていました。

HDMIコントロールと宣伝されても、
「マーケッティング上のアピールの意味合いが強いのでは?」
「別になくても困らないから我が家にはいらないなあ」
なんて思っていたのです。

それが・・・
一度でも使ってしまうと、もう駄目です。
180度、意識が変わってしまったのです。

現在の我が家では、
この便利なボタンばかり利用しています。

無くてもどうにでもなる機能なのですが・・・
一度体験してしまうとやっぱり便利、
戻れなくなるのです。

シャープ・松下とHDMIコントロールが流行の理由、
よくわかった気がする我が家です。

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さて、ソニーのHDMIリンクは
まだ日が浅いからでしょうか?

残念に感じる部分も微妙にあります。

その筆頭は、レコーダーを操作するための
フラッシュや次ボタンが
おき楽リモコン側に搭載していないことです。

これはX90

おき楽リモコンの下部のフタを空けると、
早送りと巻き戻しのボタンは搭載されています。

でも早送りと巻き戻しの操作は、
上下左右キーの、
左右キーでも代用できました。

同じ機能を持つキーを
わざわざ別に載せる代わりに、
自動で打ったチャプターの次に飛ばせる
「次ボタン」などがあったほうが、
よっぽど便利なのでした。

我が家では、レコーダー視聴時の操作に
「次ボタン」が欠かせません。
(特に地上デジタル放送のCM飛ばしに)

そのため、
地上デジタル放送の録画番組を視聴時には
X90のリモコンか、学習リモコンを
別に手元に用意しなくてはいけないのです。

というわけで、
ほとんどの操作が可能なだけに、
おき楽リモコンだけで完結できないのが
ちょっぴり残念なのです。
(早送りでかまわない方なら、問題ないですが・・・)

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操作上でやや戸惑うのが
「どのボタンを押すとBRAVIA側の操作」となり、
「どのボタンでBDZ-X90の操作」ができるのか、
リモコン上の表記では判別できないところです。

というか、
覚えないといけないのかも?・・・

我が家では学習リモコンの
癖があるためでしょうか?

BDZ-X90の操作をしているときには、
チャンネルボタンを押せば
BDZ-X90のチャンネルが変更できるのかなあと
つい操作してしまうのですが・・・

実際にはTV側、X5000のチャンネルが変更されます。
外部入力であるX90の画面から、
TVのチャンネル(地上波やBS)に移ってしまうわけです。
その時点でもちろんX90の操作はいったんキャンセル、
おき楽リモコンはBRAVIA側の操作用になります。

我が家では、
どのボタンがX90操作時に利用できるのか
だいたい覚えてしまいましたが・・・

たとえばこれを、
実家の両親が覚えられるの?
と想像してみたら疑問です。


実家の両親のような高齢者や、
ITに詳しくない方でも迷わず操作できるのが
理想だと思うのですが・・・

残念ながら今は、
そこまで達していない印象です。

たとえば
おき楽リモコン上で、
X90の操作を兼用できるボタンは
カラーの枠で分けるとか、
ボタン自体を自光式にして操作モードによって色を変えるとか、
なんてもう少しの工夫があれば、
迷わなくて済みそうですね。

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他社ではたぶん、
リモコン → TV → レコーダー
という流れでHDMI操作を行っています。

レコーダーの操作をTV側の
オンスクリーンメニューで行うため、
どうしても工数が増えてきます。

いっぽうソニーではX90の操作を、
このおき楽リモコンからダイレクト、
2.4Mhzの無線で行います。

おき楽リモコン → BRAVIA
おき楽リモコン → BDZ-X90

この2つの操作ラインが並列して
行われるわけです。

TVとレコーダー間の移動が
まだ前述のようにわかりにくい場面もありますが、
無線での操作なら、
障害物は関係なし、
ダイレクト操作ならレスポンスも良好という
メリットもあるのです。

同じHDMIリンクでくくられていますが、
実はソニー、
新しいやり方に挑戦しているのでした。

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細かな動作についてですが、
ついでにもう1つ気になる点を。

前述のように
我が家で大活躍中の「見る」ボタンですが、
X90側の状態によって、
挙動が違うときがあるのです。

X90の電源がOFFのときには、
前述のとおり、
*TVの電源ON
*レコーダーの電源ON
*TVの表示画面をレコーダーに
*レコーダーのビデオ欄を表示
をワンタッチで行ってくれます。

カタログ通りですね。

ところがX90が電源ON、ビデオを視聴していて、
いったんストップしていた状態にします。

すると「見る」ボタンを押したときに、
レコーダーのビデオ欄が表示されるだけでなく、
視聴していたビデオの再生までが
いきなり始まるのです。

これ、最初は戸惑いました。

製品仕様にしては少し不自然、
もしかしたらバグ?
なのかなあ・・・

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そんなこんなで、
微妙に課題も残っていますが・・・
(現在確認中も1つ)

総合的にはやっぱり便利、
とても有効なHDMIリンクでの
操作なのでした。

1年先行している
PanasonicやシャープのHDMIコントロール、
実際に使っている方はどうなのでしょう。

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本文章は、WEB、カタログ、マニュアルなどの情報に、
我が家の環境での使用感想を加えて作成しています。
最新情報、不明点、疑問点、操作方法、互換性などは、
必ずメーカーに直接ご確認くださいね。


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コメント 4

こんにちは。
HDMIコントロールはたしかに便利ですが、まだ発展途上(?)で今後更にブラッシュアップされて行くんでしょうね。
おき楽リモコンも、置いて使うことを前提にした割には小型なので、もう一回り大きくしてもよく使うフラッシュ等のボタンを追加したほうが良かったと思います。
「見る」ボタンの、X90の状態による動作相違の件は、良く考えられたソフトウェアで、理に適った動作のように思えました。

私は今のところHD-DVDしかないので、HDMIコントロールは使用できませんが、Sony Style でまた20%offセール等を行ってくれればX90を購入予定です。・・・。

追伸、
昨日ついに 「 X5050 」 が納品されました。
店舗陳列と違い単体でみると、32HVXを見慣れた自分にはビックリするほどの大きさでした。(面積を計算するとナルホド、32Vと46Vでは2倍以上違うんですね!)
詳細を近日中にMy-Blogにて紹介予定です。
by (2008-01-21 14:28) 

sonyandvaiofan

>いんてあ〜るさん、

BRAVIAの納品、
おめでとうございます!

HVXからの買い替えですと、
コントラスト比の拡大など、
画質面の向上を感じることと思います。
(我が家ではそうでした)

いつもコメント、
ありがとうございます!
by sonyandvaiofan (2008-01-21 18:44) 

くま

とても参考になりました。ありがとうございます。

我が家に2008/6/30、ブルーレイレコーダーBDZ-T90が入りまして、ブラビアリンクの設定したのですが設定が面倒。高齢者や女性ではちょっと厳しいのではと思った次第です。
by くま (2008-07-03 20:50) 

sonyandvaiofan

BDZ-T90のご購入、
おめでとうございます!

HDMIリンク、
とっても便利なのですが、
設定が本当に面倒なのですよね。

次期モデルでは
改善されることでしょう。

余談ですが、
今日は7/4、ダビング10の開始です。
いい時期に購入されましたね。

コメント、ありがとうございました!
by sonyandvaiofan (2008-07-04 06:46) 

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