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DMR-BW800 対 BDZ-X90 番組表比較① BW800の弱点は? みんぽすレビュー

Sony Card(ソニーファイナンス)

今回は“みんぽす”を管理運営されている
「株式会社Willvii」さん経由でお借りした
DMR-BW800のレビューです。

DMR-BW800対BDZ-X90、
今回から「番組表」を比較してみましょう。
(写真が多くなってしまったため、3回に分けて掲載予定です)

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BDZ-X90には
ソニーお得意の自動録画機能なども
搭載されているのですが・・・

一般的にはオーソドックスに、
「番組表」から予約するのが
まだまだ主流でしょう。
(我が家では、番組表からの予約がほとんどです)

DMR-BW800とBDZ-X90、
どちらもリモコンの中心あたりの
「番組表」ボタンで表示できます。

使用頻度が高いために、
いい席に置かれているわけです。


DMR-BW800 
の番組表です。

こちらがBDZ-X90

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ここでの第一印象は、
(写真が多いです。ナロー回線の方はお気をつけくださいね)

BW800では番組表自体を表示している面積が
X90と比較して狭いなあ、
ということです。

この番組表、Gガイドが情報提供元のためでしょうか?
広告がいつでも左側に入ります。

我が家でも以前、PSXの頃に
Gガイドの番組表を利用していました。
その頃から正直なところ、
広告は邪魔だなあ、と感じていました。

デジタル放送時代になり、各放送局でも番組データを
送信するようになりました。
その結果、ソニーなど多くのメーカーが、
デジタル放送にはGガイドを使わなくなったのですが・・・

PanasonicではVIERAも含めて
いまだにGガイドを利用しています。
何か大人の事情なのでしょうか?

我が家のBRAVIAは46インチなのですが、
BW800の番組表そのものの表示面積は、
実質32インチ程度、
なんだか残念なのです。

X90では、
番組表を左右にスクロールしていくと、
番組表だけがぐるぐると表示されます。

ところがBW800では、
右にスクロールしていく時には番組表の終わりまで行きますが、
左にスクロールしていくと、番組表を通りこして、
終点がこの広告表示になってしまいます。

ネットにでも接続するのかと思ったら、
テキストでベタ打ちの広告だけです・・・

ユーザーの利便性より、大人の事情なのかなあ・・・
と微妙に悲しい我が家です。

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さらにもう1つ、
狭い番組表の実面積を、
更に狭めてしまうことがあります。

BW800では、
現在に選択しているチャンネルが、
左端の列(写真の赤枠)になっています。

NHKを表示している時などは、
本来の番組表が始まる列(写真のピンク枠)でも、
全く同じ情報が表示されるわけです。


たとえば上記写真のように、
同じチャンネルの、同じ情報を
だぶって表示している時があり・・・

その面積分でもちろん、
他局情報の表示が削られているわけです。

GUIは合理的でないと
落ち着かない我が家では、
この仕様もなんだか馴染めません。

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番組表の基本的な使い方は
両機種ともに同じです。

カラー(赤青緑黄)、上下左右、決定、戻る、
などリモコン上のキーで
番組表から録画したい番組を選んで、
録画予約を進めていきます。

これが、X90のカラーキーで
操作できる内容です。

他にはオプションキーなどを使います。


こちらがBW800


青ボタン=前日
赤ボタン=翌日
に飛べるところなど、瓜二つですね。

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BW800の緑ボタンは
カタログで大好評と大きく宣伝している
ジャンル別表示に使います。

緑ボタンを押して進んでみると、
映画、ドラマ、スポーツなど
多くのジャンルに分かれています。

たとえばドラマなら
こんな風にサブジャンル分けされています。


海外ドラマが好きな我が家です。
これで進めてみると
こんな感じです。

選択したジャンル以外は、
黒塗りして隠しているわけです。

ちなみにソニーのX90では、
もともとジャンル別で、
番組表の色分けがされています。
(BW800ほど細かいジャンル分けではありません)


このBW800の塗り潰し作戦による
ジャンル分けの効果などについては、
まだ使い込んでいないため
断定的なコメントは控えたいのですが・・・

肩透かし、というか
「え、これだけなの・・・」
というのが正直な第一印象でした。

使っているうちに
Simple is BEST!
なんて思うようになるのかなあ?

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ちなみに海外ドラマを4つ表示してくれましたが、
左のNHK102チャンネルの「アグリーなんとか」
などは、番組名がよくわかりません。

このあたりを見やすく好みの設定にするのが、
最後のカラーボタン、
黄色を使って入るこの
表示設定画面です。


一番上が放送波の切り替えです。
地上アナログもCSも視聴しない我が家では、
「BS」と「地上デジタル」の切り替えになります。

ちなみに、
BW800、X90ともに
リモコン上の放送波を選択するボタンからも、
切り替えが可能なところは便利です。

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黄色のボタンを押して進んだ
「表示設定」 の説明に戻りましょう。

ここで表示放送局数を選べます。

カタログから楽しみにしていた
19チャンネル表示がこれ。

先ほどと同様に海外ドラマで
絞ってみた結果がこれ。

19チャンネルの下、
14チャンネルの表示がこれ。


さてこのあたりで、
「これらの写真を見せられても、
表示されている字が小さいから
よくわからないなあ・・・」

なんて感じ始めている読者の方、
多いのでは?

そう、我が家の使用時の印象も
「よく見えないなあ・・・」
なのです。

近寄ってみると、
高精細のフォントが使われているのが
一目瞭然なのですが・・・

残念ながら我が家の視聴環境では、
19局、14局を表示するフォントでは
小さすぎるみたいです。

我が家では、
46インチの液晶TVを、
3~4メートルくらい離れたソファから
視聴しています。

19局、14局の表示にすると、
視力検査の「一番下」や「下から2番目」を
目をこらして確認しているような
気分になってしまうのです。

このあたりの高精細フォントを生かすためには、
視力がとてもいいとか、
65インチ以上とかの本当に大画面TVが必要なのでは?
と感じてしまった我が家です。
(番組表の実面積が狭いのが、ここでも足を引っ張っています・・・)

この高精細フォントによる多局表示は、
カタログで知り、楽しみというか期待していた
ところでもあり、なんだか残念なのでした。

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というわけで、
19、14に次ぐ多局表示となる
9局での表示を試してみます。

これはBSデジタルですが、
9局といっても、
実際には3局分の情報だけしか
これでは表示できていません。

ちなみにソニーのX90の表示局数は
3、5、7です。

そのX90の3局表示と、
見た目がなんだかあまり違いません。
(時間軸はBW800のほうが長いです)

これはこれで、
あまり面白くありません。

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というわけで、
どうにか上手に表示する設定にできないか、
ここでチャンネルの設定から
一度、見直してみることにしました。

まずはX90の場合を
ご紹介しておきましょう。

放送受信設定から

チャンネル設定を選びます。
(これはBSデジタルの例)

BS141、142、143 ならば、
代表チャンネルの141だけを選局して、
142と143は「選局しない」にしています。

BS151、152、153も同様です。

また我が家の場合、
ここで契約していないStarChannel などは
「選局しない」にしてしまいます。
(最初の自動スキャンでは登録されてしまうため)

ちょっぴり面倒で地道なマニュアル作業ですが、
1度だけです。
これで日々の操作での快適度を
わずかながら上げられます(我が家的には)。

確認してみると、
XMB上で放送局がかぶりません。

これが番組表です。
1つの列で1局、7列のため7局表示されています。

このあたりの関連情報は、
以前にスゴ録のRDZ-D700を使っていたときにも
ご紹介しています。

関連記事:
http://blog.so-net.ne.jp/sonyandvaiofan/287
RDZ-D700 チャンネル設定の変更(ちょっとしたコツ)

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次に、BW800です。

その他の機能→放送設定
と進んで

チャンネル設定がありました。
たぶんここでしょう。

ソニーのX90とは異なり、
すでに代表チャンネルだけ?
が表示されているようです。

X90のように、
細かなサブチャンネルを
設定するところはないのかな???

とりあえず、
契約していないStarChannelを消して、
全然見ることのない「データ」放送も
ついでに全部消しておきました。

さてここで表示設定に戻って、
表示対象を「設定チャンネル」
にします。

これでBW800でも、
7つの放送局を7列に表示することが、
できました!

これが先ほどもご紹介した写真、
X90、7局を7列で表示です。

「7局を7列で表示」
これが我が家では一番見やすいみたいです。

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ところが・・・
せっかく調整したこの表示方法、
番組表を閉じると
なぜかリセットされてしまうのです。

設定直後 
「設定チャンネル」での表示です。

が、一度閉じて、もう1度表示させると、
これになってしまいます。
7列ですが、3局だけしか表示していません・・・

表示設定を覗くと、
表示対象が「設定チャンネル」から
「すべて」に戻っているのです。

うーん・・・
上がりの直前で、振り出しに戻された気分・・・

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この設定が保存されないという
不自然な仕様?の理由、
我が家ではこんな風に考えました。
(我が家の勝手な推測です、もちろん・・・)

「設定チャンネル」の設定では、
自慢のHDMIでの高精細表示、
19や14チャンネルを試すと、
こんな風に表示されてしまいます。


アップにしてみると
番組表の半分近くが空白になって
しまっているのがわかります。

放送局数が多いBSデジタルでも
このとおりです。

これではせっかくの
19や14チャンネル表示が生きません。

表示対象を「すべて」に固定しておけば、
いつでもこんな画面になります。

そう、我が家ではこの部分、
Panasonicは確信犯なのでは?
と、こっそり想像するのでした。

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さて、
この番組表の表示方法については、
「お好みチャンネル」という
なかなか便利な機能があることが
わかりました。

「お好みチャンネル」を使ったら、
我が家的にはまあまあ満足の表示にできたのです。

次回の記事で、近日中に補足予定です。

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みんぽすさん経由でお借りした
DMR-BW800のレポート、
まだまだ続きます。

関連記事:
http://blog.so-net.ne.jp/sonyandvaiofan/520
DMR-BW800 到着!開梱と第一印象は? みんぽすレビュー

http://blog.so-net.ne.jp/sonyandvaiofan/287
RDZ-D700 チャンネル設定の変更(ちょっとしたコツ)

http://blog.so-net.ne.jp/sonyandvaiofan/487
BDZ-X90 番組表と新検索機能 小島よしおを検索したら?

本文章は、WEB、カタログ、マニュアルなどの情報に、
我が家の環境での使用感想を加えて作成しています。
最新情報、不明点、疑問点、操作方法、互換性などは、
必ずメーカーに直接ご確認くださいね。


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コメント 4

蔵三

設定がリセットされちゃうと使いづらいですよねぇ。
なんか『DSC-T70』の拡大鏡モードの事、思い出しちゃいました。
by 蔵三 (2008-02-04 00:27) 

NO NAME

詳細なレビューありがとうございます。

BWシリーズを検討していたんですけれど、番組表を初めとしたGUIではBDZにはまったく敵わないようですね。「DVDにもフルHD録画が出来る」ということで、ほとんどこの機種に決定したつもりだったんですが・・・とりあえず、この記事見ておいてよかったと思います。
by NO NAME (2008-02-04 01:25) 

sonyandvaiofan

>蔵三さん、

そうなんです。
あのT70の「どうしてなの?」という
感覚と同じなのです。

コメント&Nice、
ありがとうございました。
by sonyandvaiofan (2008-02-04 18:26) 

sonyandvaiofan

BW800とX90のGUI、
どちらが上とかというよりも、
思想とかターゲット層の違いが
大きいのかなあとも
感じています。

BW800は初心者が
ごく基本的な操作をするという部分では、
X90よりもわかりやすいのかな、とも思います。

そのあたりは、
また後日の記事で触れていく予定です。
by sonyandvaiofan (2008-02-04 18:30) 

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