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「TopSpin4」体感コントローラーMOVEでプレイ! 〇と△と×は?

今回は、PS3の最新テニスゲーム、
「TopSpin4」を体感コントローラーMOVEで
しばらくプレイしてみた感想をご紹介していきましょう。

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ちなみにこのゲームのために、モーションコントローラー、
ナビゲーションコントローラー、モーションアイを揃えました。

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我が家的には、Wiiモーションプラスの「Grand Slam Tennis」を超えた、
体感型テニスゲームがやっと登場してきた!という感じです。

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まず、我が家でちょっと不便と感じているのが、
ゲームスタート時の毎回の儀式です。
DSC09144.JPG


このゲームを開始するときにはいつも、
コントローラーの番号割り振りを
1番~4番のどれかに設定するように要求されます。

モーションコントローラーを1番に都度変更しても、
なぜか電源を入れなおすと6番に戻ってしまうのです。。。。
DSC09145.JPG

前回の設定がリセットされてしまうのか?
いつも同じ設定を繰り返し行わなくてはいけません。

これは正直なところやや不便、
もしも解決策をしっている方がいたら、
コメント欄から教えていただけると嬉しいです。

そしてモーションアイとの認識、
DSC09146.JPG

最後がナビゲーションコントローラーとの紐つけです。
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MOVEコントローラーもナビゲーションコントローラーも
1台づつしか所有していない我が家では、
こちらも、毎回紐つけする必要性がないのです。。。

たとえば通常は前回と同じ情報を使ってスキップ、
変更が必要な際だけ調整を行うようなルーティーンには
できなかったのかなあ、ともやや思ってしまいます。

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では次に、MOVEでの基本操作をご紹介していきましょう。

トップメニューにMOVEのチュートリアルが用意されていたため、
その画像を利用していきます。

基本的な構えはこんな感じです。
DSC09149.JPG

スイングするには
MOVEコントローラーを後ろにテークバックして
DSC09150.JPG

タイミングを合わせてスイングします。
DSC09151.JPG

スイングの全般的な感覚的にはWiiと同じです。

ちなみにPS3の「スポーツチャンピオン」の卓球などは
リアルタイミングでの一対一をほぼ実現していますが、
このTopSpin4はWiiモーションプラスのGrandSlamTennisと同様に
やや早めにスイングして、それを画面内のプレーヤーが追従する、
といった感覚です。

WiiにもPS3にも言えるのですが、
たとえばハード供給者である任天堂やソニーが
体感テニス用の専用タイトルをもしも開発したとしたら、
それはサードパーティ製のタイミングとは一味違うような
リアルタイミングでのゲームプレイを実現するのかな?
と少し感じたりする我が家です。

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球筋は3通りです。
普通にスイングするとフラット(水色)です。
DSC09152.JPG


トップスピン(赤)は、MOVEコントローラーを下方向にテークバックして
アルファベットのCの字を描くように上にこすりあげます。
海外のPlaystationブログによる開発者インタビューによると、
そのスイングが大きければスピンも強くかかるようです。
もっとも我が家では、そこまでの違いはまだわかりません。
DSC09153.JPG


スライス(ピンク)は残念ながらボタンのお世話になります。
テークバックするときに、Tボタンを押しながら後上方に引いていくと
画面上のプレーヤーも、ラケットを上にかまえます。
DSC09154.JPG


やっぱりできれば、スライスはMOVEのスイングだけで
判定してほしいところですが、、、技術的な問題があるのでしょうか?

WiiモーションプラスのGrandSlamTennisでも、
3つのスイングとなると、なかなか判定できなかった気がします。

MOVEですべてのスイングを実現することよりも、
スライスを思ったように打てることで高まる戦略性やゲーム性のほうを、
もしかしたらTopSpin4 では優先したのかな、とも思います。


ちなみにドロップショットは同じくTボタンを押しつつテークバックして、
Mボタンを押してスイングします。

すると、画面上のプレーヤーの予備動作はまるでスライスを打つかのようなので、
そこからのドロップショットはフェイント気味でなかなかリアル、いい感じです。


その他のショットも、基本的にはボタンのお世話になります。
DSC09159.JPG

ロブはナビゲーションコントローラー側の
L2ボタンをショット時に押します。

またL1ボタンを押すと動きが早くなり、
ネットに詰めるときや、左右に振られたボールに
懸命に追いつくときなどに使います。

左右に振られて、ぎりぎりで追いつくときのプレーヤーのアクションは絶妙です。
左右に振られるとスタミナを消費して、ミスショットが出やすくなるのもリアルです。
またそれも戦術に組み込めます。

たとえば、深いショットで相手をベースライン後ろに下げておいて、
逆サイドのネット脇にドロップショット、それがもし取られても
ネットに詰めてきた相手の頭上をふわっとこえるロブショットでポイント、
などの駆け引きが存分に楽しめます。

ネットに出て、バックハンドでぎりぎり手を伸ばしての
ボレーなどアクションも、たまらない爽快感を与えてくれます。
パッシングで抜いたり、逆に抜かれたり、もリアルでいい感じです。

ネットに引っかかってポトンと落ちたときに、
相手プレーヤーが「失礼」といいたげなアクションをするところは、
嬉しくて泣けてきます♪♪♪

MOVEでプレイする場合、大きなアクションで早く振るだけの
パワーショットは比較的簡単です。
DSC09155.JPG


ところが、小さなアクションで小振りのスイングを要求される
コントロールショットをMOVEで意図して出すのは難しかったりします。
DSC09156.JPG


MOVEを振るアクションが小さすぎると全く認識されずに、
棒立ちで空振りになってしまいます。
MOVEのスイングが認識されることを重視すると、
やっぱりパワーショットが自然に多くなってきます。

我が家的には、コントロールショットを出したいときこそ、
何かのボタンを押しながらの操作でもよかったでは?
と感じています。

もっともこのあたりは従来のワイヤレスコントローラーでの
ボタン操作との両立もあり、いろいろ難しい部分なのかもしれません。

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サーブ操作も基本的にはWiiと同じです。

振り上げてトス。
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振り下ろしてスイングです。
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サーブはフラット、トップスピン、スライスが持ち上げる方向によって
打ち分けられて、ヒットするタイミングによって球速が変わります。

それに加えてアドバンスサーブではさらにスピードとパワーを追加できますが、
タイミングが合わなければフォルトやネットになる可能性があがります。

ファーストサーブはスピードとパワー重視でエース狙い、
セカンドはコントロール重視でダブルフォルトを避ける、
などのセオリー通りの戦術はもちろん、
リスクをとってもセカンドでもガンガンエースをねらっていく、
など望みの戦略が取れます。

ただし我が家の環境のせいなのか、、、
気合を入れてあまり高くMOVEコントローラーを振り上げると、
モーションアイで認識してくれなくなります。
たぶん、カメラの撮影範囲外になってしまうのでしょう。。。。

DSC09171.JPG


現在はTVの下側にカメラを設置していて、
カメラが斜め上を向くような感じにしています。

DSC09172.JPG


カメラの形状や接続コードの太さの問題がありますが、
やっぱりTVの上側に設置したほうがいいのかな?
と思ったりしています。

全く余談ですがKinectは上方に設置して、
認識率が劇的に向上したことがありました。

関連エントリー:
Kinectって超凄いかも!でも狭い我が家では超厳しい?

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続いては、チュートリアルとなるトップスピンアカデミーから、
実際のコントロールイメージをご紹介していきましょう。

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これはパワーショットの練習です。
普通のショットではガラスに当たっても割れませんが、
パワーショットでヒットすれば「ガシャーン」と割れてクリアです。
ヒットすると気持ちいいです♪

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これはフラットショットで、青いエリアを狙います。
ショットタイプと狙う場所、
その2つの要素のトレーニングです。

DSC09163.JPG


これはトップスピンでクロスです。
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そして反対側も。
DSC09166.JPG


今度はスライスで、端を狙います。
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スライスのパワーショットでガラスを割る、
といったこれまでのトレーニングの集大成もあります。
ショットタイプ、ショットの方向、ショットの力加減、
の3要素が揃って、クリアできます。
DSC09168.JPG


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トップスピンアカデミーでは、その他にも
サーブ、ボレー、サーブ&ボレー、などさまざまな
トレーニングメニューが用意されています。

DSC09169.JPG


これはサーブ練習。
スピードとパワーにあるアドバンスサーブ
(上級サーブ)で青いエリアを狙います。

フラットはもちろん、スライスやトップスピンが
サーブでもかけられます。

少し余談ですが、、、
オンラインで対戦したアジア系のプレーヤーに、
センターラインぎりぎりにトップスピンが強烈に効いたサーブを
何度もくらって、コテンパンにされました。
我が家もサーブをもっともっと練習しなくては。。。

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ボレーのタイミングを理解するのは
少し手間取りました。

ネットに詰めているときは、相手プレーヤーのスイングと同時に
こちらもスイングするようなタイミングでないと、棒立ちで空振りします。
最もボレーはほとんど練習していないため、これからです。

このあたりのチュートリアルはまるまる、
マガジン掲載中のテニスマンガ「BABY STEP」の丸尾君になって、
STCやフロリダのアカデミーで猛練習を積んでいる気分です。

コントロールの精度が1/64や1/81とはいかなくても、
相手コートを5×5=25分割しての1/25狙いとか、
36分割しての1/36狙いくらいなら、すぐに可能になってきます。

ここまで狙いがつけられると、ゲーム性がとても高まり、
リアルな対戦を楽しむことができるのです。

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ついでにこのエントリーで、
本ゲームの感想について補足しておきましょう。

〇の紹介がここまでも多いのですが、
実在プロや過去のレジェンドとキャリアモード
でも対戦できる のはうれしいですね。


(男子選手 クリックで拡大)
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(女子選手 クリックで拡大)
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下位レベルのトーナメントは架空選手との対戦ですが、
グランドスラムに出場できるくらいランクが上がってくるとフェデラー、
ジョコビッチ、ときて決勝がナダル、などになります。

またさらにランクが上がってくると、
キャリアモード内でのエキシビションマッチが解除され、
レンドルやアガシなどのレジェンドとの対戦も組まれます。

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AIプレーヤーの難易度は絶妙です。
AIプレーヤーの強さの調整は5段階に変更できます。
ノーマルまではそれほどでもありませんが、
フェデラーやナダルのハードやベリーハードは強敵です。

相手サーブは超高速で返すのが精いっぱい、なかなかブレイクできません。
自分のサービスゲームでも、厳しいところにガンガンリターンされて、
いつでも左右に振らされてしまいます。

AIプレーヤーが非常に強いのですが、理不尽な強さではなく、
リアルな強さを感じるところが面白さを高めています。

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多彩な成長システムも魅力です。
レベルは20までですが、どのスキルを高めていくかによって、
人それぞれのレベル20プレーヤーができます。

サーブもリターンもスピードも最上級のプレーヤーにはなりません。
得意と不得意が同居したリアルなプレーヤーを作成できます。
スタミナやボレーなど全てを平均的にしていくと、
弱点はないけれど強みもないプレーヤーができたりします。

好みの戦略にあうスキルを与えてくれるコーチを雇えば、
本当に多様なパターンのプレーヤーが作成できて、
オンラインの他のプレーヤーと同一、なんてことはありえません。
相手の長所短所から、戦略を組み立てていくなどの面白さにも繋がります。

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△のところ:
登場プロ、とくに女子プロが6名は少ないなあと思います。
個人的にはシャラポワがいないため、あの叫び声が聞けないのも寂しいです。

登場プロのアクションにもう少し個性が欲しい気がします。
登場プロのグラフィックはまあまあです。
ただし掛け声やショットのアクションなどで、他のプレーヤーとの違いがあまりわかりません。
(ナダルは派手なアクションも見せますが、、、)

せっかくの実在プレーヤーです。
たとえばジョコビッチはサーブ前のルーティーンが長い、
なんて遊び心があってもよかったかなと思います。

×のところ:
日本国内向け版ですが中身は全て英語です。英語画面、英語音声です。
フレンチオープンはジャッジのアナウンスがたぶんフランス語です。
中身は英語版だと明記されていますが、付属の日本語説明書はわずか数枚のペラペラです。
輸入版と本当に大差ない仕様という、ローカリゼーションのやり方、売り方、説明不足での
厳しい評価がWEBの各レビューサイトなどで見られます。

ゲーム自体のできは非常に高いため、なんとももったいない話のため、
オンライン上の英語マニュアルをボランティアで日本語に翻訳してみました。

Top spin 4 英語マニュアルの完全翻訳!(PS3 MOVE完全対応テニスゲーム)


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さてさて、PS3の体感コントローラー、
MOVEでの操作の感触、
なんとなくおわかりいただけたでしょうか?

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このTopSpin4、2011年初夏現在、
リアルな体感テニスゲームの一押しです!

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関連エントリー:
「Virtua Tennis 4(=パワースマッシュ4)」対「Top Spin 4」 体感コントローラーで選ぶなら?

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参考ページ:
http://blog.us.playstation.com/2011/03/14/top-spin-4-serves-up-playstation-move-stereoscopic-3d-tomorrow/

http://news.tennis365.net/news/today/201104/64383.html

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