DLNA と VAIO Media

今回は、話題のDLNAとDLNA対応ソフトVAIO　Media　について考察します。

まずは、おきまりの用語説明から。

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DLNA：
Digital Living Network Alliance の略です。
ホームネットワーク環境でデジタル AV 機器やPC を接続することを目的として結成した、
PC と家電業界の企業団体です。
静止画や音楽、動画のファイルフォーマットなどを既定することで、
家庭内のどこからでもコンテンツに相互アクセスできる環境作りを進めています。

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同じDLNAのマークがついていれば、
他社製品でも接続できて、映像や画像や音楽を共有できるのだろうなあ、
となんとなく想像できるのですが・・・

ソニー製品の中でもどれが実際に接続できるのだろう？
となると正直なところよくわかりません。

少し、そのあたりを整理してみました。
（2006年2月現在）

BRAVIA：
Xシリーズ
KDL-40X1000　 KDL-46X1000

家庭内LAN接続による動作確認がとれている機種のリスト
http://www.sony.jp/products/Consumer/bravia/support/dlna.html

ネットワークオーディオシステム：

NAS-M7HD

NAS-A10

「DLNAガイドライン」に対応。
「DLNAガイドライン対応」のソフトウェア搭載の他社製パソコンとも接続が可能。

VAIO：
Ver.5.0を搭載するVAIOは、DLNA　Certified　Device　として正式に認定されました。
2006年に発売されたVAIOから、
VAIO Mediaがバージョンアップされています。

さて、VAIO　Media　5.0を実際に試してみました。
BRAVIAやネットワークオーディオシステムは所有していないため、
VAIO同士の接続です。

VGX-XL70SからのライブＴＶや録画番組を、
VAIOノートtype Aで視聴してみました。

少し専門的な用語を使ってみると、
VGX-XL70Sがサーバー、
VAIOノートtype A　がクライアント、
です。

設定方法はソニーのFAQに出ています。
一見するとなんだか難しそうですが、
手順通りに進むとあっさり設定できました。

http://vcl.vaio.sony.co.jp/support/special/appl/net_howto01-1.html

サーバー①　設定画面

サーバー②　ＶＡＩＯノートからのアクセスを許可します

サーバー③　画質も選択できます

実は・・・
我が家のTypeAはTV機能付きですが、これまでアンテナ線を繋いだことがありません。
これが初めてのTV表示です。

クライアント①　ＴＶ視聴

クライアント②　

クライアント③　ビデオ視聴

クライアント④　視聴したいコンテンツを選択します

クライアント⑤　

クライアント⑥　もちろん全画面表示もできます

全般にレスポンスも良好でした。
サーバー側がダブルチューナーなので、
録画中でもアクセスして利用可能なところは、とても便利です。

我が家ではまだ試したことがありませんが、
外出先からインターネット経由でVGX-XL70Sにアクセスして、
録画したTV番組・音楽・写真も楽しめます。

理屈上は、海外からでもインターネット経由でアクセスできます。
海外駐在や海外留学の方が、待ち望んでいた機能ですね。
http://vcl.vaio.sony.co.jp/support/special/appl/net_howto02-1.html

これって、今話題のロケーションフリーTVを使って、
PSXで自宅のTVやスゴ録の録画番組が楽しめるのと、同じ技術なのかな？

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少し前まで、夢やあこがれにすぎなかった未来的なテクノロジーが、
すぐ身近で簡単に利用できるようになってきています。

近い将来、
VGX-XL70Sをサーバーにして、
海外に持って行ったPSXからインターネット経由で接続して録画したTV番組を楽しむ、
なんてワクワクするようなシチューエーションも、
もうそこまで来ているのかもしれませんね。

我が家は、近未来SFチックな技術に弱いのです。

購入に心が動いた方は、
ぜひ下のバーナーを経由してソニースタイルの購入ページにお進みくださいね。

素人のレポートなので、勘違いもあると思います。
詳細や不明点は、メーカーに直接ご確認くださいね。