BluetoothスピーカーRDP-NWV25B(Sony) 〇と×と△は?
SonyTabletで快適なワイヤレス音楽体験を目指して、
Sonyのこの秋冬の最新Bluethoothスピーカー、
RDP-NWV25Bを購入しました!
今回はそのスピーカーの、
〇と×と△を詳しくご紹介していきましょう。
ちなみに本エントリーは辛口かも???
RDP-NWV25B の 〇
“聴く”を意識させない新しいスタイル!
がソニーのキャッチフレーズですが、
まさにそのとおり、デザイン性はとても高いです。
我が家ではこの1~2か月、
いろいろなBluetoothスピーカーを物色していましたが、
デザイン性ではやっぱりこのスピーカーが突出ですね。
RDP-NWV25Bには、
光沢感のあるブラックとマットなホワイト、
2色のカラーバリエーションが用意されています。
我が家は光沢のあるブラックの方です。
実寸法(幅×高さ×奥行)は、
約 145 x 145 x 145 mmと
なかなかコンパクトです。
これ以上小さくすると音質面でも厳しくなり、
見た目もチープな感じになりかねません。
逆に大きくすると設置場所が限られてしまう、
という中で、実に絶妙のサイズ感だと思います。
ケータイ電話や音楽プレーヤーやタブレットと
並べてもしっくりきそうな感じです。
どんなインテリアに合わせやすく、
これまではスピーカーが置けなかったような
ところにも設置できます。
-------------------------------------
ところで、全体はこんな感じです。
各種のインジケーターもなかなかこっています。
低音のブーストを入れているときはオレンジ、
そのとなりはパワーボタンのグリーンです。
Bluetoothで接続しているときには、
やっぱりブルーのイルミネーションが点灯です。
(その隣のライン入力はオレンジです)
-------------------------------------
サイドの下の方には充電用途の
USB端子があります。
ちなみにRDP-NWV25Bには
ウォークマンと充電用に接続するための
コードが同梱されています。
そのコードを使ってのウォークマン充電以外にも、
100円ショップ等で対応コードを探してくれば、
ケータイ電話やPSPやDSなどの充電用にも使えます。
我が家の場合は、AUのケータイです。
RDP-NWV25B の △
次に、ちょっとあれあれ、と我が家で
感じたところに移りましょう。
個体差はあると思うのですが。。。
我が家に届いた筐体は残念ながら、
部品の精度が全体的に低いかな、と感じました。
たとえばこのUSB端子のふた部分。
ごく普通に閉じようとすると、あれあれ、
こんな風に片方の爪が浮いてしまいます。
両方の爪を中に入れるためには、
慎重に丁寧に、数回試す必要があるのです。
それから、ACアダプタからの
電源コードを差し込む部分が、
我が家の筐体では固すぎました。
電源コードを抜こうとすると、
普通の感覚より2~3倍の力を入れないと
コードを外すことができません。
ソニー製品としては品質基準が甘いのかなあ?
とちょっぴり感じてしまった我が家です。
もっとも我が家は先物買いが多いため、
ソニーに限らず発売直後の初期ロットの
品質のばらつきリスクも知りつつ
購入を決めているわけですが。
-------------------------------------
次に、これは△というよりは、本スピーカーの特徴?ですが、
設置場所によって音色がだいぶ違う気がします。
当初はこんな風にラックに直接に置いていたのですが、
なんだか音がボワンボワンする気がしました。
ためしに重量のあるタイルのようなコースターを
下にひいてみたところ、しっかりした音に変わりました。
重量があるガラスプレートを
下にひいたところ、これもまた良好♪
我が家はピュアオーディオなどに疎いため、
スピーカーの設置場所を特に気にしないのですが、
本スピーカーの場合には特別でした。
正直なところ、ごく一般の多くの方が
同じような印象を受けるのでは、と思います。
-------------------------------------
ボリュームスイッチは、
アップとダウンが独立したボタンのタイプです。
デザイン性はいいのですが、
現在どのくらいの音量にセットされているのか、
を目視で確認できないという弱点があります。
デバイス側で上下して、スピーカー側は固定すれば
とも考えてみましたが、以下状況もあり
あまりいいアイディアとはなりませんでした。
*両方ともに音量が高いと音声が割れてしまう(残念。。。)
*SonyTabletも音量スイッチ横に電源ボタンがあり、
音量操作のつもりが誤って画面を消してしまうときがある
-------------------------------------
ACアダプターや電源コードは
もう少しなんとかできなかったのかな?
とも感じています。
ACアダプターからスピーカーへのコードの長さが
我が家の場合はやや短いなあ、となりました。
こんな風にダイニングテーブルにスピーカーを
置いたときにはまだ大丈夫なのですが、
こんな風にもう少し高めのラックに設置しようとすると
コードの長さが足りなくなってしまいます。
ACアダプタが裏でぶらさがってしまうのです。
そのためこんな風に、ラック裏の途中の段に
ACアダプタをこっそり置いたりしています。
ACアダプタはソニータブレットのそれよりも大型、
普通のテレビリモコンの半分くらいと、やや大きめなサイズです。
同一筐体での海外展開等を考えると、
本体内蔵にしてすっきり、
というわけにはいかないのでしょう。
また、この電源コードは
なぜか黒と白のツートンカラーです。
たとえばコードが黒一色だったら、
その背景をダーク系にすることで目立たなくできたのですが、
実際にはこんな感じ、存在感が消せません。
ダークグレーのテーブル上でも、
なんだか気になってしまいます。
-------------------------------------
コードの長さやコードの色から、
設置場所は壁側になりがちです。
壁側に設置すると、音が反響してよく聞こえる気もする反面、
360度音場の「Circle Sound Stage(サークル サウンド ステージ)」を
あまり生かせなくなりそうで、もったいない気分になります。
スピーカーを中心に360度全方向にわたって
サウンドが広がるというものです。
これ、RDP-NWV25B が手元などのごく近くでは
あまり体感することができない感じです。
ただのモノラルスピーカーみたいだなあ
と我が家も当初は少し残念に思っていました。
ところがあるときダイニングテーブルの真ん中に置いて、
2~3メートルくらい離れたVAIOの前で聞いていると、
なんだか別物、とてもいいことに気がつきました!
RDP-NWV25Bはそのときに真後ろにあったのですが、
まるで目の前のVAIOからステレオサウンドが流てくるような感じで、
あれ、あれ、VAIOから音が出ていないよなあ、と何度も確認して、
何度も後ろを振り返ってしまいました♪
ラインアウトでコードを有線接続して聴くばあい、
音質的には十分に合格点だと思います。
ウーファーだけでなくトゥイーターも
別に搭載しているだけあり、特に中高音域は良好です。
フルレンジのスピーカーとはやっぱり違う
すっきり抜けた高音を聴かせてくれます♪
低音を補正する「BASS BOOST」もありますが、
こちらは我が家の中で評価が割れています。
しかしオプションとして用意されていること自体は
素直にプラスにとらえています。
(いやなら切っておけばいいわけです)
RDP-NWV25B の ×
それでは次に、我が家が残念に感じたところです。
このRDP-NWV25Bを購入した目的は
Bluetoothでのワイヤレスリスニングを楽しむためでした。
ところがそれ、残念ながら我が家の使用方法や環境では、
満足に実現することができませんでした。。。。。
ちなみにSonyTabletSとの登録作業はスムーズ、
わずか1分くらいで完了しました。
ここまでは順調そのものでした。
ところが肝心のBluetoothでの音質が、
我が家で期待していたほどではないのです。。。
ラインアウトから有線で接続したときを[100]とすれば
Bluetoothでの無線時は[70~80]くらいの感覚なのです。。。
特に中~高音域が無線経由での再生では省かれてしまい、
本スピーカーの良さがまるでかき消されてしまう感触なのです。
我が家ではMP3等の圧縮された音源が多いため、
Bluetoothで飛ばしたときに少しくらい劣化があっても
もともとが省かれていた音域部分なのだから
音質的にはさほど影響がないだろう、と想定していました。
ところが、SonyTabletSに含まれていたサンプル曲等、
どれを試しても、明らかに音質の違いが感じられます。
気になって調べてみたところ、メーカーによっては、
この課題を独自技術等でカバーしていました。
クリエイティブは上位モデルに「aptX™オーディオコーデック」採用。
http://jp.creative.com/camp/pwe/pws.asp?
パイオニアは「サウンドレトリバー」。
http://faq.pioneer.co.jp/faq2/userqa.do?user=piofaq&faq=VSX517&id=15297&parent=0&linksource=4088
バッファローは「BBEテクノロジー」。
http://buffalo-kokuyo.jp/products/multimedia/headset/bluetooth/bshsbe11/
が、今回の我が家のソニー製品の組み合わせでは補正等が何もなくて、
Bluetoothの弱い部分が、そのままサウンドとして出てしまった感じです。
我が家の小学生の愛娘は正直です。
「無線では音がよくないから聴きたくない」
とはっきり言われてしまったのでした。。。
-------------------------------------
さらにもう1つ、残念ながら困ったことがありました。
(あくまで我が家の無線環境での話です)
SonyTabletSでWiFiを利用しつつ
Bluetoothで音楽を聴こうとすると、
多くの場合に音声がブツブツと飛ぶのです。
たまに大丈夫のときもありますが、
ちょっとブラウザを操作したりすると、
8割以上の確率で音声が飛んでしまいます。
正直なところWiFi利用時には、
Bluetoothのリスニングはダメダメ
どうにも使い物にならない感じです。。。
(繰り返しになりますが、我が家の環境です)
WifiとBluetoothの両方が同じ無線帯域を利用していて、
その干渉によって多少の影響があることは予想していました。
が、タブレットもRDP-NWV25Bも同じソニー製、
規格も新しめのBluetoothVer.2.1+EDRです。
またソニーのページにも、インターネットに接続した
状況での利用例が大きく紹介されていました。
http://www.sony.jp/walkman/products/RDP-NWV25B/feature_2.html
そんなこんなで、我が家の期待は大きかったのですが、
WiFi利用時にここまで使えないとは、本当に想定外でした。。。
うーん、とても残念。。。
RDP-NWV25Bを使うときには、SonyTabletSのWiFiを切るという手もありますが、
それではまるで、オープンカーでドライブするのに幌を開けられないような感じです。
本来の希望だったインターネットラジオも、Bluetoothでは聴けません。
U-tubeなどの動画再生も同じ問題を抱えています。
WiFiとBluetooth、その両方を並行してつかうと、
ストリーミングが乱れて音声がブツブツになってしまいます。
Bluetoothによるワイヤレスリスニングを目指したはずが、
なぜか有線接続しか使えない、という皮肉な状況なのでした。
前述のとおり、有線ならば音質も良好、ストレスはありません。
でも、それではこのスピーカーにした意味がなく、
やっぱりどうにも落ち着かない気分だったりします。
もちろん無線環境は人それぞれですし、
両者の組み合わせでこれだけ使えないのは、
もしかしたら我が家だけの可能性も十分にあります。
本スピーカーと別デバイスのBluetooth接続なら、
問題なかったりする可能性も十分にあります。
この×部分は、あくまで我が家の無線環境での、
我が家の主観ですので、誤解ないようにお願いします。
-------------------------------------
ちょっとまとめ
このRDP-NWV25B、デザイン的には抜群、秀逸です。
基本的な音質も十分に高いレベルです。
360度音場の「Circle Sound Stage」も
設置場所は考慮がやや必要かもですが
いい感じでセットできればとても効果的です。
ただしご利用される方の無線環境や組み合わせる製品によっては、
その力を十分に発揮できない可能性がありそうです。
さてさて、以上が我が家の環境での、
RDP-NWV25Bの〇と×と△でした。
RDP-NWV25Bをご自宅で試された方、
皆様の環境ではどうでしたか?
RDP-NWV25B 楽天の最新安値情報!
関連エントリー:
Bluetoothスピーカー(コンポ/ホームシアター)を探そう!SonyTabletやスマートフォンでワイヤレスリスニング♪
SonyTabletをBluetooth接続してAudi A1 MMIのスピーカーで楽しもう♪
SonyTablet用に「IEEE802.11n/g/b&有線ギガビットLANルーター」購入!PLANEX MZK-WG300FF14
参考ページ:
http://www.sony.jp/walkman/products/RDP-NWV25B/
http://www.sony.jp/walkman/special/bluetooth/index.html#indoor
Sonyのこの秋冬の最新Bluethoothスピーカー、
RDP-NWV25Bを購入しました!
今回はそのスピーカーの、
〇と×と△を詳しくご紹介していきましょう。
ちなみに本エントリーは辛口かも???
RDP-NWV25B の 〇
“聴く”を意識させない新しいスタイル!
がソニーのキャッチフレーズですが、
まさにそのとおり、デザイン性はとても高いです。
我が家ではこの1~2か月、
いろいろなBluetoothスピーカーを物色していましたが、
デザイン性ではやっぱりこのスピーカーが突出ですね。
RDP-NWV25Bには、
光沢感のあるブラックとマットなホワイト、
2色のカラーバリエーションが用意されています。
我が家は光沢のあるブラックの方です。
実寸法(幅×高さ×奥行)は、
約 145 x 145 x 145 mmと
なかなかコンパクトです。
これ以上小さくすると音質面でも厳しくなり、
見た目もチープな感じになりかねません。
逆に大きくすると設置場所が限られてしまう、
という中で、実に絶妙のサイズ感だと思います。
ケータイ電話や音楽プレーヤーやタブレットと
並べてもしっくりきそうな感じです。
どんなインテリアに合わせやすく、
これまではスピーカーが置けなかったような
ところにも設置できます。
-------------------------------------
ところで、全体はこんな感じです。
各種のインジケーターもなかなかこっています。
低音のブーストを入れているときはオレンジ、
そのとなりはパワーボタンのグリーンです。
Bluetoothで接続しているときには、
やっぱりブルーのイルミネーションが点灯です。
(その隣のライン入力はオレンジです)
-------------------------------------
サイドの下の方には充電用途の
USB端子があります。
ちなみにRDP-NWV25Bには
ウォークマンと充電用に接続するための
コードが同梱されています。
そのコードを使ってのウォークマン充電以外にも、
100円ショップ等で対応コードを探してくれば、
ケータイ電話やPSPやDSなどの充電用にも使えます。
我が家の場合は、AUのケータイです。
RDP-NWV25B の △
次に、ちょっとあれあれ、と我が家で
感じたところに移りましょう。
個体差はあると思うのですが。。。
我が家に届いた筐体は残念ながら、
部品の精度が全体的に低いかな、と感じました。
たとえばこのUSB端子のふた部分。
ごく普通に閉じようとすると、あれあれ、
こんな風に片方の爪が浮いてしまいます。
両方の爪を中に入れるためには、
慎重に丁寧に、数回試す必要があるのです。
それから、ACアダプタからの
電源コードを差し込む部分が、
我が家の筐体では固すぎました。
電源コードを抜こうとすると、
普通の感覚より2~3倍の力を入れないと
コードを外すことができません。
ソニー製品としては品質基準が甘いのかなあ?
とちょっぴり感じてしまった我が家です。
もっとも我が家は先物買いが多いため、
ソニーに限らず発売直後の初期ロットの
品質のばらつきリスクも知りつつ
購入を決めているわけですが。
-------------------------------------
次に、これは△というよりは、本スピーカーの特徴?ですが、
設置場所によって音色がだいぶ違う気がします。
当初はこんな風にラックに直接に置いていたのですが、
なんだか音がボワンボワンする気がしました。
ためしに重量のあるタイルのようなコースターを
下にひいてみたところ、しっかりした音に変わりました。
重量があるガラスプレートを
下にひいたところ、これもまた良好♪
我が家はピュアオーディオなどに疎いため、
スピーカーの設置場所を特に気にしないのですが、
本スピーカーの場合には特別でした。
正直なところ、ごく一般の多くの方が
同じような印象を受けるのでは、と思います。
-------------------------------------
ボリュームスイッチは、
アップとダウンが独立したボタンのタイプです。
デザイン性はいいのですが、
現在どのくらいの音量にセットされているのか、
を目視で確認できないという弱点があります。
デバイス側で上下して、スピーカー側は固定すれば
とも考えてみましたが、以下状況もあり
あまりいいアイディアとはなりませんでした。
*両方ともに音量が高いと音声が割れてしまう(残念。。。)
*SonyTabletも音量スイッチ横に電源ボタンがあり、
音量操作のつもりが誤って画面を消してしまうときがある
-------------------------------------
ACアダプターや電源コードは
もう少しなんとかできなかったのかな?
とも感じています。
ACアダプターからスピーカーへのコードの長さが
我が家の場合はやや短いなあ、となりました。
こんな風にダイニングテーブルにスピーカーを
置いたときにはまだ大丈夫なのですが、
こんな風にもう少し高めのラックに設置しようとすると
コードの長さが足りなくなってしまいます。
ACアダプタが裏でぶらさがってしまうのです。
そのためこんな風に、ラック裏の途中の段に
ACアダプタをこっそり置いたりしています。
ACアダプタはソニータブレットのそれよりも大型、
普通のテレビリモコンの半分くらいと、やや大きめなサイズです。
同一筐体での海外展開等を考えると、
本体内蔵にしてすっきり、
というわけにはいかないのでしょう。
また、この電源コードは
なぜか黒と白のツートンカラーです。
たとえばコードが黒一色だったら、
その背景をダーク系にすることで目立たなくできたのですが、
実際にはこんな感じ、存在感が消せません。
ダークグレーのテーブル上でも、
なんだか気になってしまいます。
-------------------------------------
コードの長さやコードの色から、
設置場所は壁側になりがちです。
壁側に設置すると、音が反響してよく聞こえる気もする反面、
360度音場の「Circle Sound Stage(サークル サウンド ステージ)」を
あまり生かせなくなりそうで、もったいない気分になります。
スピーカーを中心に360度全方向にわたって
サウンドが広がるというものです。
これ、RDP-NWV25B が手元などのごく近くでは
あまり体感することができない感じです。
ただのモノラルスピーカーみたいだなあ
と我が家も当初は少し残念に思っていました。
ところがあるときダイニングテーブルの真ん中に置いて、
2~3メートルくらい離れたVAIOの前で聞いていると、
なんだか別物、とてもいいことに気がつきました!
RDP-NWV25Bはそのときに真後ろにあったのですが、
まるで目の前のVAIOからステレオサウンドが流てくるような感じで、
あれ、あれ、VAIOから音が出ていないよなあ、と何度も確認して、
何度も後ろを振り返ってしまいました♪
ラインアウトでコードを有線接続して聴くばあい、
音質的には十分に合格点だと思います。
ウーファーだけでなくトゥイーターも
別に搭載しているだけあり、特に中高音域は良好です。
フルレンジのスピーカーとはやっぱり違う
すっきり抜けた高音を聴かせてくれます♪
低音を補正する「BASS BOOST」もありますが、
こちらは我が家の中で評価が割れています。
しかしオプションとして用意されていること自体は
素直にプラスにとらえています。
(いやなら切っておけばいいわけです)
RDP-NWV25B の ×
それでは次に、我が家が残念に感じたところです。
このRDP-NWV25Bを購入した目的は
Bluetoothでのワイヤレスリスニングを楽しむためでした。
ところがそれ、残念ながら我が家の使用方法や環境では、
満足に実現することができませんでした。。。。。
ちなみにSonyTabletSとの登録作業はスムーズ、
わずか1分くらいで完了しました。
ここまでは順調そのものでした。
ところが肝心のBluetoothでの音質が、
我が家で期待していたほどではないのです。。。
ラインアウトから有線で接続したときを[100]とすれば
Bluetoothでの無線時は[70~80]くらいの感覚なのです。。。
特に中~高音域が無線経由での再生では省かれてしまい、
本スピーカーの良さがまるでかき消されてしまう感触なのです。
我が家ではMP3等の圧縮された音源が多いため、
Bluetoothで飛ばしたときに少しくらい劣化があっても
もともとが省かれていた音域部分なのだから
音質的にはさほど影響がないだろう、と想定していました。
ところが、SonyTabletSに含まれていたサンプル曲等、
どれを試しても、明らかに音質の違いが感じられます。
気になって調べてみたところ、メーカーによっては、
この課題を独自技術等でカバーしていました。
クリエイティブは上位モデルに「aptX™オーディオコーデック」採用。
http://jp.creative.com/camp/pwe/pws.asp?
パイオニアは「サウンドレトリバー」。
http://faq.pioneer.co.jp/faq2/userqa.do?user=piofaq&faq=VSX517&id=15297&parent=0&linksource=4088
バッファローは「BBEテクノロジー」。
http://buffalo-kokuyo.jp/products/multimedia/headset/bluetooth/bshsbe11/
が、今回の我が家のソニー製品の組み合わせでは補正等が何もなくて、
Bluetoothの弱い部分が、そのままサウンドとして出てしまった感じです。
我が家の小学生の愛娘は正直です。
「無線では音がよくないから聴きたくない」
とはっきり言われてしまったのでした。。。
-------------------------------------
さらにもう1つ、残念ながら困ったことがありました。
(あくまで我が家の無線環境での話です)
SonyTabletSでWiFiを利用しつつ
Bluetoothで音楽を聴こうとすると、
多くの場合に音声がブツブツと飛ぶのです。
たまに大丈夫のときもありますが、
ちょっとブラウザを操作したりすると、
8割以上の確率で音声が飛んでしまいます。
正直なところWiFi利用時には、
Bluetoothのリスニングはダメダメ
どうにも使い物にならない感じです。。。
(繰り返しになりますが、我が家の環境です)
WifiとBluetoothの両方が同じ無線帯域を利用していて、
その干渉によって多少の影響があることは予想していました。
が、タブレットもRDP-NWV25Bも同じソニー製、
規格も新しめのBluetoothVer.2.1+EDRです。
またソニーのページにも、インターネットに接続した
状況での利用例が大きく紹介されていました。
http://www.sony.jp/walkman/products/RDP-NWV25B/feature_2.html
そんなこんなで、我が家の期待は大きかったのですが、
WiFi利用時にここまで使えないとは、本当に想定外でした。。。
うーん、とても残念。。。
RDP-NWV25Bを使うときには、SonyTabletSのWiFiを切るという手もありますが、
それではまるで、オープンカーでドライブするのに幌を開けられないような感じです。
本来の希望だったインターネットラジオも、Bluetoothでは聴けません。
U-tubeなどの動画再生も同じ問題を抱えています。
WiFiとBluetooth、その両方を並行してつかうと、
ストリーミングが乱れて音声がブツブツになってしまいます。
Bluetoothによるワイヤレスリスニングを目指したはずが、
なぜか有線接続しか使えない、という皮肉な状況なのでした。
前述のとおり、有線ならば音質も良好、ストレスはありません。
でも、それではこのスピーカーにした意味がなく、
やっぱりどうにも落ち着かない気分だったりします。
もちろん無線環境は人それぞれですし、
両者の組み合わせでこれだけ使えないのは、
もしかしたら我が家だけの可能性も十分にあります。
本スピーカーと別デバイスのBluetooth接続なら、
問題なかったりする可能性も十分にあります。
この×部分は、あくまで我が家の無線環境での、
我が家の主観ですので、誤解ないようにお願いします。
-------------------------------------
ちょっとまとめ
このRDP-NWV25B、デザイン的には抜群、秀逸です。
基本的な音質も十分に高いレベルです。
360度音場の「Circle Sound Stage」も
設置場所は考慮がやや必要かもですが
いい感じでセットできればとても効果的です。
ただしご利用される方の無線環境や組み合わせる製品によっては、
その力を十分に発揮できない可能性がありそうです。
さてさて、以上が我が家の環境での、
RDP-NWV25Bの〇と×と△でした。
RDP-NWV25Bをご自宅で試された方、
皆様の環境ではどうでしたか?
RDP-NWV25B 楽天の最新安値情報!
関連エントリー:
Bluetoothスピーカー(コンポ/ホームシアター)を探そう!SonyTabletやスマートフォンでワイヤレスリスニング♪
SonyTabletをBluetooth接続してAudi A1 MMIのスピーカーで楽しもう♪
SonyTablet用に「IEEE802.11n/g/b&有線ギガビットLANルーター」購入!PLANEX MZK-WG300FF14
参考ページ:
http://www.sony.jp/walkman/products/RDP-NWV25B/
http://www.sony.jp/walkman/special/bluetooth/index.html#indoor
bluetooth2.1は高音質は再生できません
by m (2019-07-31 11:55)